当社は、２００５年２月に株式会社ナトーコンピュータより分社し、設立いたしました。
更なる進化を求めて、より高度な技術・サービスを提供できるように、品質の向上を図り、システムインテグレーション事業や運用支援業務を核とした総合的なシステム会社を目指して、熊本と東京でスタートしました。

その後、私が社長に就任したのはちょうど消費税が8％に増税された２０１４年です。当時の私には、経営の経験などはありません。
覚悟はしていたものの、社長の息子というだけでこの先の人生が決まってしまったという感じでした。

社長という役割を経験するにつれ、私は父が作った土台に”新しい地図”を描きたいと考えるようになりました。
”新しい地図”を目標として、まず私の頭に浮かんだのは「社員の笑顔」や「地域への貢献」という言葉です。そして「技術」「未来」という言葉です。
ＩＴが加速度的進化を遂げる現代では、「当社が培った「技術力」を通じて「地域への貢献」を図ることで「未来」が明るくなる、その結果「社員の笑顔」が増えるのではないか」
そう考え、”新しい地図”を描き始めました。

”新しい地図”を描き始め、地域のみなさまのおかげで、システムインテグレーション、システム開発、運用支援に携わることができ、また最先端の技術に触れ、数多くの経験をしてきたことで、社員の技術力も日々向上しています。
ナトーハイシステムズにしか出来ない仕事も増え続けています。その経験と実績への評価が、当社の存在意義と言えると思います。

また、今後も人材育成に更に力を入れ、将来の自分（社員としての姿）が見えるような会社でありたいと考えます。
当社では、資格奨励金制度で資格を取得する社員も多く、自分の仕事に「やりがい」や「楽しさ」を感じているようです。
毎年未経験者にも入社いただいていますが、先輩達には「難しい事をやさしく、やさしいことを深く、深いことを愉快に、愉快なことを真面目に教えてあげなさい」と伝えています。

”新しい地図”の完成にはまだ長く遠い道のりではありますが、目標であった「技術力の向上」や「地域への貢献」で他社との差別化を図ること、それが少しずつ現実になりつつあります。

そして、これまでの思いや経験から、この世に「偶然」はなく、全てのことが「必然」だと感じるようになっています。
全ては「縁」で結ばれています。
出会うべくして出会った社員の「笑顔」が一層増えるように、「社是」である「モチベーションを維持し、協調性と危機感を持って日々努力して行くこと」を実行していきたいと思います。
そして、お客様にも社員にとっても「魅力ある会社」にするため、そして皆様の信頼に応えられる企業になるため、社員一丸となって、「技術力の向上」そして「地域への貢献」へ邁進してまいります。