1979年（昭和54年）のこの日、日本電気（NEC）がパーソナルコンピュータPC-8001（PC-8000シリーズ）を発売した。 昭和62年、パソコンなんて触ったこともない自分が、就職したのがパソコンを売る会社だった。
毎日カタログとにらめっこし、分からない言葉に線を引く。
そして、先輩にまとめて質問する。
が、しかし、先輩の説明がカタカナが多すぎてわからない。
今ならば、インターネットで調べるのだろうが、その時は「先輩の説明」を無理やりにでも腑に落とすしかなかった。
そんなこんなで、「営業」の日々が始まった。
最初はお客の話を聞くのが精いっぱいで、分からない言葉は帰ってから先輩に聞いた。
気づけば、お客と話すのが好きな自分がいた、相変わらずわからないことは多かったが、先輩に聞くことが少なくなっていた。
あれから約30年、パソコンの世界も大きく変わった。
先日、昔質問していた先輩に電話をしてみた、「あらー久しぶり」の声に思い出が蘇った。
近いうちに会う予定である、パソコンの世界同様、大きく変わっているだろうか、楽しみである。